人類と食の在り方が問われている今だからこそ、
食が人にもたらす純粋な歓びを大切にしながら、
これからの時代に相応しい、食と、食文化を創造するために、
新しい昆虫由来の食材が生まれました。
2,000 年に及ぶとも言われる、蚕と日本人の歴史。
そこに育まれた技術、創造力、食への美意識が、
未来を担う新たなタンパク質として、いまここに結実します。
高品位なタンパク質と豊富な栄養素を秘めた、
食材としての高いポテンシャル。
日本では1~2 世紀頃には養蚕が始まったといわれ、3 世紀に日本から中国の皇帝に絹が献上された記録が残っています。その後の養蚕技術の発達で、19 世紀には世界一の生糸生産高を誇りました。このように、2,000 年の歴史を日本人と紡いできた蚕は、重要な栄養源としての役割も担いました。タンパク質が豊富で、運動時に筋肉でエネルギー源となる必須アミノ酸BCAA※をバランスよく含みます。また、体内でDHA やEPA に変換され血流改善や動脈硬化の予防に貢献する必須脂肪酸α- リノレン酸も豊富。さらには動物性食物繊維も含まれています。このように、食品としてもすぐれた栄養成分を備えた蚕から、Miracle YOKO は生まれました。
※:BCAA(Branched Chain Amino Acid)=バリン、ロイシン、イソロイシンの総称。
蚕のパワーが最も充実している
最高の生育状態を、そのまま凝縮。
蚕が幼虫から蛹へと姿を変える時、その体力のほとんどを使いながら、真っ白な絹糸を出し続け、繭を作ります。吐き出す絹糸の長さは、ゆうに1,000m を超えます。つまり、蚕が体内に蓄えてきた栄養素の多くを、絹糸として体外に放出してしまうのです。そこで、Miracle YOKO の原料は、繭作りをはじめる直前の5 齢幼虫だけを厳選して使用します。絹糸を出し切った蛹は、一切使いません。まさに、蚕が蓄えた力の全てが、この粉末に余すことなく凝縮されています。蚕は、長い歴史の中で、人々に美しい絹を贈り続けてくれました。その蚕から人類への新たな贈り物が、Miracle YOKO なのです。
独自の飼育技術で、最適な栄養や風味にコントロール。
添加物も一切使用していません。
蚕は、生まれてから約1 ヶ月で、糸を吐くまでに成長します。それまでの過程を、私たちは独自の飼育技術で、一頭一頭きめ細かく管理します。蚕は、限られた活動範囲で決まった植物の葉を好んで食べる、雑食性の少ない昆虫です。このような性質を利用しながら、エサの管理や生育をコントロールし、添加物を一切加えないことで、食品としての高い安全性と機能性を確保しました。さらに、加工された原料は、日本国内で製品化の最終工程や品質チェックを実施し、Miracle YOKO ならではの高い品質を実現しています。
医療機器メーカーとしての安全・安心・品質で、
新たな食のソリューションを提供。
株式会社常光は、医療機器や分析装置の開発・製造、ナノテクノロジー分野を基幹事業として、1947 年に事業を開始。日本国内はもとより、海外にも拠点を展開し、健やかな社会のために、製品やサービスを提供しています。また、社会的な意義の深い医療に携わる企業として、SDGs にも積極的に取り組んでいます。新規事業開発においても、SDGsを意識した社会的な貢献と影響力をつねに考え、そのなかから、人類の課題である食料問題に対する一つの提案として、Miracle YOKOが生まれました。今後も、医療分野で培ってきた安全・安心・品質を基本に、新たな商品・サービスを提供します。
さまざまな食材や液体と相性の良い粉末で、手軽に、簡単に、
高品質なタンパク質と栄養成分を提供。
あなたのレストランの人気メニューにふりかけて。パンやバンズに練り込んで。デリセクションのさまざまなメニューに混ぜ込んで。料理本来の美味しさや美しさを邪魔せずに、高品質なタンパク質を提供します。